ゲームにおけるシナリオの重要性が高まる中、そのシナリオを作成するライターの数も日々増えてまいりました。
しかしながら、こと「“ゲームシナリオ”を作成するライター」というものに注目したとき、そのライターを支援する動きについては、十全と言えませんでした。
ライターの活動の促進、および生活面での支援などを行うことを目的として、2017年6月7日、一般社団法人 日本ゲームシナリオライター協会(JAGSA)を設立いたしました。
活動方針
日本ゲームシナリオライター協会(JAGSA)は、ゲームシナリオライターの資質向上による社会的地位の確立、ならびにゲームシナリオの普及及び質的向上を図ることを目的として、次のような活動を行います。
- ゲームシナリオライターの生活環境保全、保護に寄与する活動
- ゲームシナリオに関する講演会、講習会及び研修セミナー等の開催に関する活動
- ゲームシナリオに関する情報の調査、研究、収集、保存及び発信に関する活動
- その他、上記に関連する活動
当協会の定款[pdf]はこちらになります。
沿革
2017年6月7日 | 一般社団法人 日本ゲームシナリオライター協会(JAGSA)設立 |
2017年7月25日 | サイト公開 |
代表メッセージ
ゲームシナリオライターという職業が日本で認知され始めたのは、1980年代のファミリーコンピュータのブームやPCゲームの影響によるものと考えられます。今から約40年前のことです。ゲーム業界はその後も拡大を続け、スマートフォンの登場により市場はさらに成長しました。このような状況のなかで、ゲームシナリオやそれを執筆する専門職としてのゲームシナリオライターの重要性もより高まって参りました。
一方で、ゲームシナリオライター同士の交流や情報交換の場は、これまで乏しい状況にありました。特に、特定の会社やプロダクションに所属しないフリーランスの方々は、執筆に関する疑問や質問、さらには健康や将来についての相談ができず、悩んでいる方も多かったと考えられます。
このような課題を解決するために、私たちは2017年に一般社団法人日本ゲームシナリオライター協会を設立しました。
「人々を楽しませることのできるゲームシナリオライターという
この素晴らしい職業で、生涯をまっとうしたい」
そのためには、どのような知識や技術が必要か。単に執筆のスキルだけでなく、長期的にこの仕事を続けるための方策を皆様と共に模索していきたいと考えております。
冒頭で40年と述べましたが、ゲーム業界は依然として若く、不安定な面もあります。先人も少なく、ジャンルや媒体も多岐にわたるため、様々な試行錯誤が求められるでしょう。そのため皆様にもお力添えをお願いすると共に、協会としても最善を尽くし、精進してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
代表理事 日暮茶坊
役員
代表理事 | 日暮茶坊 |
理事 | 小川楓 |
理事 | 檜木田正史 |
理事 | 真弓創 |
理事 | 下村健 |
理事 | 後藤義裕 |
法人正会員
株式会社エレファンテ |
有限会社月光 |
株式会社エッジワークス |
株式会社レプトン |
株式会社ラインスタッフ・プロダクツ |
ハイボリューム有限会社 |
合同会社ストーリィベリー |
株式会社ハイエスター |
合同会社東京物語工芸社 |
株式会社テイルポット |
株式会社トリスター |
(登録順)